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ふんどし部が医療・介護従事者のためにトレーニングプログラムをご提案させていただいている理由

株式会社ふんどし部代表の星野です。

突然ですが、弊社の業務のうちの一つである、筋力トレーニング指導・運動指導を行っていると、

「ダイエットってどうやったらいいの?」
「腰や肩の痛みはどうやったら減らせますか?」
「将来病気がしないようにどんなトレーニングをしたらいいですか?」

などなど、よく聞かれます。

私は高校からアメフト部でトレーニングによって筋肉を鍛えることを始め、大学から大学院は指導のために学問を積み、実際に指導も行っておりました。

お客様のニーズは、単純に筋力増強だけでなく、中高年の健康増進まで様々でしたし、その指導スタイルは水中、陸上を問いませんでした。

個人的に興味深かったのは、東京から北海道に出張することが多く、北海道での筋トレの需要が中高年にとても高いことでした。上は80歳ぐらいまで教えたこともあり、杖をついていた方を自立させたことがあります。

東京よりもはるかに自然にあふれる北海道はその厳しい寒さゆえにほとんどの方がDoor to Doorで運動習慣がほとんどなかったためです。

この中には医療従事者も多く、

「人のために肉体を動かすことは多いけれど、自分のために運動したことはほとんど無い」

ということを漏らしておりました。

私自身、北海道に行く前は想像すらできなかったのですが、20代から50代まで、彼らは専門家にトレーニングを習う、ということを体験していなかったみたいですし、それゆえにリラクゼーションから実際の仕事のための身体動作まで、皆さん関心が高かったのでした。

<私がトレーニングを教えてきて、一番実感したこと>

トレーニングは継続することによって、必ず結果に出てきます。

月並みな言い方をすれば、

「努力は結果を裏切らない」

ということが最もわかりやすい形で出る分野なのです。

例えばアクアエクササイズをプールでした際、杖をついて来た方が、杖を忘れて帰っていく、という冗談のような出来事すらおきました。

<なぜ私たちは身体を鍛えるのだろう?>

こうした中で、「鍛える理由」をお客様から聞いてみますと、

・仕事の「パフォーマンス」を上げる。
・ボディメイクのため。より美しく、かっこよくなるため。
・健康維持のため。

ということがよく挙げられます。

特に、

・医療従事者
・音楽関係者(特にボーカル)

この両者にとっては、職業上、仕事のパフォーマンスに大きく関わってきます。

例えば、介護従事者やボーカリストの方は、

・自分の身体がどのように動いているのか、
・どうやったら正しい姿勢をとれるのか、
・重いものを持ち上げる際は腰をどう使うか
・力の入れ方と抜き方
・ストレスを溜めない深い呼吸の方法、などなど

実際に仕事に直結することばかりです。

それにもかかわらず、

「介護従事者でトレーニングを率先して行っている人間がいない」

ということで、なかなか感覚をつかめていない人が多かったのですね。

身体動作を経験的に会得している人がほとんどいなかったのです。

だから、「誰かの力になりたい、人のためになりたい」と仕事に励んでいる介護・医療従事者の方には、是非トレーニングを習得してもらいたい、というのが率直な思いです。

これまでの経験から介護・医療職の方にジョギングから筋トレまで、身体を積極的に動かす人がいるかと言えば、割合としては1割にも満たぬ数、というのが現状です。

<サルコペニア~20歳から1%ずつ筋力が低下する>

人は20歳(!)から加齢によって、筋肉量が1%ずつ減少すると言われております。

European Working Group on Sarcopenia in Older People(EWGSOP)によると、サルコペニアは以下のように定義されます。

サルコペニアとは、加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、握力や下肢筋・体幹筋など全身の「筋力低下が起こること」を指します。または、歩くスピードが遅くなる、杖や手すりが必要になるなど、「身体機能の低下が起こること」を指します。

この定義で気をつけたいのは

・20代から「加齢」は始まる。
・加齢によって特に筋力が減少するのは下半身と体幹である

ということです。

結局のところ、トレーニング指導を通して感じることは、3、40代ぐらいから体力の低下は現れてきますし、定義上は20歳からもう始まっているのですね。

一方で、努力することで、筋力を維持、もしくは増強することができます。定年後にボディビルダーを目指し、優勝した方がいるぐらいです。

逆に、介護することで体力が持たなくなる、最悪のケースを言えば、介護される状態になってしまう。

<使える身体は美しい>

最後に、トレーニングを行う意義というのは、

・疲れにくい
・エネルギーが上がる。
・身体を壊しにくい

こうした理由に加えて、シンプルに

「シェイプアップできる」

ということも忘れてはなりません。

トレーニングを通して、食事制限で痩せた身体とは明らかに異なりますし、メリハリのある綺麗な肉体を自らでデザインすることができます。

タフな仕事を毎日元気に、そして美しく行って欲しい、

というのが1トレーナーとしての願いです。

長くなりましたが、以上が私が介護・医療業界にトレーニング・運動指導を行う所以です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!

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info@fundoshibu.com
までお願いいたします。

株式会社ふんどし部 代表

星野 雄三